最適な睡眠時間とは??|すぎもと医院 院長コラム

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院長コラム~病気や健康維持のワンポイントアドバイスなどをお届けいたします

vol.24最適な睡眠時間とは??

2019/4/4

日本人の睡眠時間は世界でも短いと言われていますが、最適な睡眠時間は何時間くらいなのでしょうか?
表1は諸外国と比較して平均睡眠時間の比較では日本では特に少なく、7時間22分となっており、OECD加盟国の中でもワースト1、2位を毎年争っている状態です。
すぎもと医院では睡眠時無呼吸症候群の治療に力をいれておりますが、来院される患者様は睡眠に悩みを抱えている場合が多く、男女、職業問わず壮年期の方々で7時間22分も睡眠をとっている人はほとんどいないのではないかと感じられるぐらい睡眠時間は短い印象です。だいたい私の印象で6時間くらいが平均のような気もします。

一度は聞かれたこともあるかも知れませんが、6時間以下の睡眠でも十分なショートスリーパーと9時間以上の睡眠が必要なロングスリーパーという人がいます。ナポレオンやエジソンがショートスリーパーというのは有名な話ですが、彼らは人口の1%しか存在せず遺伝子の突然変異によって睡眠時間が定義されているため、それ以外の一般の人は6時間以下では努力しても睡眠不足になります。
話を戻しまして日本人にとっての最適な睡眠時間についてですが、表1は睡眠時間と死亡率を示しました図です。睡眠時間が長い人でも短い人でも7時間の人に比べると死亡しやすいことがわかります。4.4時間未満では、男性で1.62倍、女性で1.60倍、反対に9.5時間以上の場合では男性で1.73倍、女性で1.92倍となっております。

また平成16年版 厚生労働白書から脳・心臓疾患の認定基準に関する専門検討会「脳・心臓疾患の認定基準に関する専門検討会報告書」によると睡眠時間が6時間未満では狭心症や心筋梗塞の有病率が上昇、5時間以下では脳・心臓疾患の発症率が上昇、4時間以下では冠動脈性心疾患による死亡率が睡眠時間7時間以上8時間未満の者の約2倍となるなど、睡眠時間1日4~6時間以下の睡眠不足状態が長期間にわたると脳・心臓疾患の有病率や死亡率が高まるとする報告もありました。

つまり、短くても長くても死亡率、循環器系の病気の発症率が上昇するため7時間が最適な睡眠時間と言えるでしょう。またショートスリーパーの人は人口の約1%でほとんどいないため真似はしないで下さい。健康状態や生活の質、寿命などに多大な影響を及ぼすだけでなく、気分が落ち込んだり体重が増えたり、脳卒中や糖尿病のリスクが高くなったりといった数々の問題を生じますから。

すぎもと医院 院長 杉本 由文

電話番号:06-6924-7077

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