治療について

経鼻的持続陽圧呼吸療法 CPAP(シーパップ、Continuous Positive Airway Pressure)
閉塞性睡眠時無呼吸タイプに最も有効な治療方法とされております。
原理は寝ている間、持続的に空気を送り続け気道の内圧を上げることで気道が閉塞しないようにします。
なかなか最初はマスクや空気圧に慣れなかったりするため、圧の調整やマスクのフィッティングを細かく指示することでCPAPに抵抗感なく装着することが出来ます。
また気軽にご相談下さい。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)をCPAPで治療した場合と治療しなかった場合、未治療重症SAS患者群と比較してCPAP治療群では未治療群に対してイベント発生率を有意に減少しており、つまり、SASを治療することで生命にかかわる心筋梗塞などの心臓病や脳卒中の発症リスクを抑えることができると言えます。

CPAP使用例(Aさんの場合)
- 肩凝りと頭痛があり頻繁に鎮痛剤を服用。
- 定期健康診断で血圧が年々上昇。
- 配偶者にいびきがうるさいと指摘される機会が増えた。
当院を受診し検査で睡眠時無呼吸症候群と診断されCPAP療法を導入。
CPAP装着
床についた時点で、ベッド頭側の床にCPAP本体(写真内①)を置き。マスク(写真内②)を装着して電源をON。
CPAP装着にかかる時間は約10秒。

CPAP離脱
朝目覚めたら、マスクを外し電源をOFF。
CPAP離脱にかかる時間は約10秒。
Aさんの無呼吸回数について
治療開始後、無呼吸回数は1/20に減少。
1時間当たりの無呼吸の回数23.3回 → 0.9回
マウスピース

歯科装具(マウスピース)で治療するケースもありますが、軽度のSASに関しては効果があるとも言われておりますが、中等度以上のSASになりますと治療効果が不十分な場合も多いため、病状や検査結果と相談しながら治療を進める必要があると考えます。
作製は、SASについての知識があり、マウスピースや口腔内装置を作り慣れている専門の歯科医をご紹介いたします。