睡眠時無呼吸症候群の合併症の話|大阪市都島区 すぎもと医院

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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群と合併症について

睡眠時無呼吸症候群(SAS)には、高血圧、糖尿病をはじめてとして心臓病、脳卒中、うつ病などを合併します。
SASにより脳卒中が3.3倍、高血圧が2.9倍、糖尿病が1.6倍、不整脈が約4倍の発症リスクがあるとおり、また中等症~重症のSASを治療せずに放置することで、8年後には約40%が死亡するというデータもありますが、正しくCPAP治療を行うことで、睡眠時無呼吸の無い一般の人と同様に生きられるということも知られております。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と高血圧

アメリカでの睡眠時無呼吸症候群(SAS)と高血圧の大規模研究では、4年後の高血圧発症リスクを調査した結果では健康な人の約2倍~2.9倍、睡眠時無呼吸症候群(SAS)によって高血圧が発症しているとされています。
また薬物療法で十分に血圧が下がらない「治療抵抗性高血圧」という病態があり、その場合は睡眠時無呼吸症候群(SAS)が高率で合併していることも多く経験されます。
CPAPを適切に使用することで有意な降圧を認めることが証明されております。

SASと不整脈

不整脈とは、脈のリズムが乱れて不規則な脈のことをいいますが、異常に速くなる脈(頻脈)、逆に遅くなる脈(徐脈)も不整脈の一つです。
脳梗塞と強い関連のある心房細動という不整脈の発症頻度がSAS合併の場合で4.3%、健康な人と比べて2.1%と2倍以上もリスクが高いことが報告されており、また別の研究では重症SASの患者様は健康な方と比べて夜間・睡眠時心房細動の発症頻度が4倍以上高かったとされており、SASは心房細動や心不全、果ては脳梗塞の発症リスクを2倍~4倍以上のリスク上昇があると考えられます。

CPAP治療をすることでカテーテルアブレーション後の心房細動の再発を有意に低下させるという報告があり、心房細動発症、再発予防にもCPAPによる治療が有効であると考えます。

正常な人(No OSA)は心房細動(AF)発症率が5年間で2.1%、OSA合併で4.3%、10年で2.8%と6.5%と約2倍の発症リスクを認めております。

SASと動脈硬化、心筋梗塞

心臓を養っている冠状動脈が狭くなったり(狭心症)、詰まったり(心筋梗塞)する原因の一つに「動脈硬化」がありますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が重症になるほど動脈硬化が進行するという研究報告があります。
スウェーデンの研究では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を合併している群では5年間の観察で心血管イベント(死亡・脳卒中・心筋梗塞)の発生率が健康な人に比べて1.7倍高かったとの報告がされています。

SASと脳卒中

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などを総じて脳卒中と言いますが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)重症例では脳卒中・脳梗塞発症リスクが3.3倍になることが報告されています。

SASと糖尿病

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の重症度別に糖尿病の合併頻度をグラフ化しております。
AHI(無呼吸低呼吸指数:SASの重症度指標)が5~15、15以上と重症度を増すに連れ、糖尿病の合併割合が高くなり、また年齢・性別・ウエスト周囲径などで補正しても、SASを合併しているだけで糖尿病の発症リスクが1.62倍となり、SASと糖尿病の発症、進行は密接な関係があると考えられます。

CPAP治療を開始すると、インスリン感受性(インスリンがより少ない量でも効果を発揮すること)の有意な改善が認められ、その効果も持続することが証明されております。

電話番号:06-6924-7077

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